校長あいさつ

「美園小の新たな伝統を築き上げ 美園の地に

信頼を土台とした子ども一人ひとりが輝ける学校」を目指して

~令和6年度のスタートにあたって~

 

 校長の河野 秀樹(こうの ひでき)と申します。4月1日に着任いたしました。どうぞよろしくお願いいたします。

 本校は今年開校13年目を迎える学校で、校舎等の学校施設は新しく、子どもたちの学び舎としては素晴らしい環境が整えられています。また、教室や校舎内には、静かに学ぶ姿が見られるとともに、明るく元気な声も聞こえてきます。始業式で初めて聞いた校歌は体育館に響き渡り、子どもたちの熱量が伝わり感動しました。

 本校は市内の大門小学校、野田小学校、新和小学校の3校から平成24年に分離、独立した学校です。その中心となった大門小学校のルーツをたどると、本校からも近い大興寺に行きつきます。大興寺は、戦国時代に開山し、江戸時代には寺小屋がおかれていたそうです。その寺子屋が源となり、1972年(明治5年)の学制の発布を受け、大門学校が同地に設立されました。この地の人々の教育への熱い思いが伝わってくる歴史です。その思いを本校もしっかりと受け継いで、令和6年度も地域とともにある学校として更なる歴史を築き上げていきたいと思います。

 

 本校の教育目標、目指す学校像は以下のとおりです。 

<学校の教育目標>

 「笑顔かがやく きれいな学校」

 <目指す学校像>

「美園小の新たな伝統を築き上げ

美園の地に信頼を土台とした子ども一人ひとりが輝ける学校」

 

 今年度は、以下の4点を重点として取り組みます。

 1 主体的・対話的で深い学び(アクティブラーニング)を実現する授業改善を通し、これからの時代に求められる資質・能力を育成する

(1)「自律的な学び」を土台として「個別最適な学び」と「協働的な学び」の一体的な指導の充実を図る。

(2)さいたま市スマートスクールプロジェクト(SSSP)等ICT環境(デジタル化した教育環境)を最大限に活用して学びの充実を図る。

2 安心・安全な教育環境を整備し、人間性豊かな子どもたちを育てる

(1)安心・安全で快適な教育環境づくり

(2)子どもたちの豊かな人間性を育むシステムづくり

3 地域とともにある学校づくりを推進する

(1)保護者・地域への情報発信を通した開かれた学校づくり

(2)地域に根ざした教育の推進

4 教職員の資質向上を図り、持続可能な教育活動を実践する組織づくりを行

(1)教職員のキャリア段階に応じた資質・能力の向上

(2)働き方改革の推進

 

トップへ